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ID 1503
登録日   2006年 8月18日
タイトル
一里松よ、生きろ 枯死直前、住民ら動く
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/060819/20060819003.html
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元urltop:
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写真:
 
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鳥取砂丘の旧砲台(鳥取市浜坂)にある一本の黒松「一里松」が枯死に直面していることが分かり、地元住民らが十八日、本格的な保全活動に乗り出した。岡山県から専門の樹木医を招き、地区の資金を活用 して殺虫剤を幹に注入するなどの“治療”を施した。住民らは「砂丘の原風景を失ってはいけない」と訴えている。
 松は高さ約八メートル、幹回り約三メートル。樹齢は百五十年以上で、鳥取市の銘木・古木に選ばれている。
 同市浜坂一丁目(本村地区)の住民で樹木医の吉岡武雄さん(53)は今月十四日、松の葉が黄色に変色しているのを見つけた。十六日、鳥取市役所に早急な対策を講じるよう要請。答えは「すぐにはできない」だった。
 「枯らすわけにはいかない。おれたちの手で何とかしなければ」。吉岡さんは急きょ十七日、自然回復や植生調査を専門にしている知人の樹木医、国忠征美さん(61)=岡山県久米南町=に依頼。国忠さんは十八日早朝 に駆け付け、住民らとともに松に直径六ミリ、深さ五センチの穴を十九カ所開け、松くい虫を駆除する液を点滴のように幹に計五リットル注いだ。
 「このままだと早ければ一カ月で死んでしまう」と国忠さん。今後も殺虫剤を注入したり、土の中にいる微生物の働きを活性化するため、醸造した酒などを根元付近にまくなどの保全活動に取り組む。吉岡さんは「ここに あった松は次々とだめになった。この松も五分五分の状況。行政と地元住民の協働が必要であり、互いに持っているノウハウを出し合って保護しなければ」と訴えている。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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