ID 15657
登録日
2010年 4月 7日
タイトル
「香里百年桜」植樹 成田不動尊をサクラの名所に
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新聞名
産経関西
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元URL.
http://www.sankei-kansai.com/2010/04/07/20100407-022533.php
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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京阪電鉄が開業当初、「花が香る里」として遊園地を設けていた寝屋川市の成田山不動尊境内で6日、サクラの植樹式が行われた。開業100周年を15日に迎える同電鉄が沿線に新たに、サクラの名所をつ
くろうと100本を寄進したもので「香里百年桜」と名付けられた。同電鉄ではは「多くの人が訪れるような名所になってほしい」と期待を寄せている。
京阪電鉄は明治(1910)年、大阪・天満橋―京都・五条(現・清水五条)駅間で開業。同時に現在、不動尊がある一帯に「香里遊園地」を設けた。
一帯の当時の地名は「郡(こおり)」だったが、電鉄経営陣が花見の名所にしようとサクラを植え、「花が香る里になってほしい」との願いを込めて「香里」の字をあて、最寄りの駅名も香里(現・香里園とした。しかし、遊園
地は同45年に閉園。跡地には昭和9年、同不動尊が電鉄側に誘致される形で開創した。
こうした経緯をふまえて、開業100周年を控えた電鉄側は、改めてサクラを植樹する記念事業を企画。不動尊側も提案に応じて「香里百年桜」の植樹が実現した。
この日の植樹式には、同電鉄の経営幹部ら約30人が参加。法要を営んだ後、電鉄の上田成之助社長が「先人の夢を実現することができた。沿線住民の花の名所として末永く愛されることを祈りたい」とあいさつした。
同不動尊には、寄進されたサクラ以外にも約80本のサクラがあり、今週末まで見ごろという。
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