ID　15608

登録日　 　2010年 4月　5日

タイトル

雑木林に親しんで　親子で植樹や落ち葉掃き　所沢・三富地域

新聞名

東京新聞

元URL.

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20100405/CK2010040502000089.html

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　所沢市と三芳町にまたがる開墾地「三富（さんとめ）地域」にある同市下富の雑木林で四日、江戸時代から循環型農業が続く雑木林に親しむ催しがあり、市内外の親子ら約百人が山桜が咲く林で植樹や落ち葉 掃きなどに取り組んだ。
　循環型農業の伝承や実践を目的に、市民団体「三富江戸農法の会」（横山進会長）と「生活クラブ生協」が企画した。
　約二十本の山桜が六分咲きでたたずむ中、親子らは、畑に高さ約一メートルのコナラの幼木約百八十本を植え、落ち葉を掃くなど里山の手入れを体験した。
　木には、「日本写真家協会」の田沼武能会長ら写真家三人が、約三十年前から現在まで撮影した四季折々の雑木林の写真約四十枚も飾られ、参加者は武蔵野の雑木林の魅力を再認識していた。
　家族で参加した志木市の主婦木村文女（あやめ）さんは「手入れの大切さを実感した。本当に気持ちがいい環境です」と話していた。