ID 15567
登録日
2010年 4月 1日
タイトル
新野のクスの群生(阿南市) 樹齢600年の神木
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/special/122545511653/2010/03/2010_126999964233.html
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元urltop:
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写真:
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阿南市新野町の桑野川沿いにある轟神社は、うっそうとした森に囲まれている。境内に入ると、クスの巨樹が東西50メートル、南北42メートルに渡って社殿を取り囲むように茂る。クスの群生として、1967
(昭和42)年、県天然記念物に指定された。
クスは全部で10本で、いずれも樹齢600年以上と推定されている。すべて神木で、最も太い幹の周りは約7・1メートル。根も大地をつかむようにどっしりと生えており、中でも「夫婦クス」と呼ばれる2本のクスは根元で
つながり、見事な枝ぶりを見せている。
神社によると、クスは鎌倉時代に、近くの秋山集落の住民が寄進した苗木が大きくなったと伝えられている。また、木の根元には白ヘビがすんでいて、見た人には幸福が訪れるとの伝説も残っているそうだ。
クスに囲まれた境内ではかつて、氏子が祭りに地区ごとに吹筒花火を奉納し、その美しさを競っていたという。
神社にはクス以外にも、タブの巨木やイチ
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