ID 15542
登録日
2010年 3月30日
タイトル
満濃池を日本一の桜の名所に/植樹千本超す
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新聞名
四国新聞
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元URL.
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20100329000134
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元urltop:
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写真:
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国内最大級のため池、満濃池(まんのう町)を郷土の誇りとし、日本一の桜の名所に育てようと植樹活動を展開するNPO法人さぬき夢桜の会(和泉幸男理事長)は28日、2005年度から始めた桜の植樹が千
本の節目を超えたことを祝い、同池そばの町道沿いで記念式典を開いた。発足当初から目標に掲げる「3千本の植樹」の実現を夢見て活動の輪をさらに広げるとともに、満開の桜の下での再会を誓い合った。
同会は、郷土の発展を願う県外在住の町出身者らを中心に、世代を超えた出会いの場をつくろうと05年に設立。趣旨に賛同する個人・団体から寄せられた募金で桜の植樹や管理などを続けている。
植樹は06年から毎年3月に実施。過去5回でヨウコウやシダレザクラ、ヤマザクラなど12品種、計1125本を植えた。これまでに寄せられた募金は延べ503件、887万円という。
この日の式典には、県内外から約200人が出席。夢桜構想を提唱した同会の初代理事長、故和泉悦子さん=同町出身、大阪府守口市=と交流のあった守口市民約50人も来町した。
出席者は植樹千本達成を祝って記念碑を除幕したほか、記念樹のヨウコウを植樹。まんのう町民と守口市民の友好交流を記念する桜にも土入れを行った。
和泉理事長は「志半ばで亡くなった故人の遺志を継ぎ、念願の千本桜を達成できた。今後は桜の維持管理や県内外への情報発信にも取り組み、3千本を目指したい」とあいさつした。
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