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ID 841
登録日   2006年 4月21日
タイトル
七戸・樹齢500年のクリ巨木 再生へ応急処置
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新聞名
デーリー東北新聞
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元URL.
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/04/17/new06041710.htm
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元urltop:
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写真:
 
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クリの木の復活へ―。昨年夏に七戸町の柏葉公園内にある樹齢五百年のクリの木が燃えたのを受け、同町の「七戸栗の木再生の会」(佐藤吉也会長)は十六日、現地でクリの木に応急処置を施した。あいにく 雪の中での作業となったが、参加者はクリの木再生の願いを込め、木の周囲に土壌改良剤をまいた。
 クリの木は昨年七月に火事に遭い、朽ちて空洞化していた幹内が燃えて炭になった。樹木医による診断の結果、木は伐採せずに残すことが可能なことが分かり、今年一月に町内で開いた「大クリ巨木再生フォーラム」 で春に応急処置することを決めていた。
 作業には会員など十五人が参加した。地元の子供たちも加わる予定だったが、朝から雪の降り続く天気だったため取りやめた。
 作業を前に樹木医の斉藤嘉次雄さんが、木の周囲を掘って土壌改良剤などを混ぜて埋め戻す作業工程を紹介。「今のクリの木は人間でいうと、やけどをしている状態。土壌改良剤で不定根を発生させ、ダメージを直す ための力を与えたい」と説明した。
 参加者は、足場の悪さと雪による寒さを気にしながら作業し、「枝や実が徐々についてほしい」と期待を寄せた。
 今回の作業はあくまでも応急処置で、本格的な復旧作業は足場を組んで一カ月ほどかかるというが、佐藤会長は「経費的な問題があるが、年内には作業に着手したい」と語った。
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このページの公開日は1999年11月11日。最新更新日はです。

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