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ID 15317
登録日   2010年 3月11日
タイトル
和平さん偲びNPOが植樹と慰霊碑
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001003110003
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元urltop:
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写真:
 
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銅製錬の煙害で荒廃した足尾の山々の再生にライフワークとして取り組み、2月に62歳で亡くなった作家の立松和平さんをしのび、NPO法人「足尾に緑を育てる会」(神山英昭代表)が4月、現地で慰霊セレ モニーを行うことになった。慰霊樹としてトチノキを植え、立松さんが心の糧としてきた「貧者の一灯」という言葉を刻んだ慰霊碑を建てる。(服部肇)  慰霊セレモニーは4月24、25日、今年で15回目となる同会の植樹デーに合わせて行う。立松さんは1996年の同会発足時から活動を支え、顧問として植樹デーに毎年、欠かさず参加。「心に木を植えましょう」と、い つも植樹場所の一番高いところで木を植え、緑化の先導役だった。
 慰霊樹のトチノキは、県木であることと、樹齢が長いことから選んだ。同会は足尾に100万本の息の長い植樹を目指しており、「植樹活動を長く見守って欲しい」との願いを込めた。石碑に刻む「貧者の一灯」は立松さん が常日頃に語っていた言葉で、思いやりのある小さな行動こそが後世に残る、という意味をもっているという。
 「『自然保護活動は、百年先を思ってやりましょう。やればできますよ』と立松さんに励まされたものです。世紀を超えた遠大な思いを継いで行きます」と同会理事の高桑春雄さんは話す。
 慰霊樹と慰霊碑は、植樹を続けてきた日光市足尾町の松木地区にある「銅親水公園」に置く。慰霊セレモニーは4月24、25日とも午後1時過ぎから開始。参加者には献花の代わりに、慰霊樹のトチノキの根本に小さなシ ャベルで土をかけて、立松さんの冥福を祈る「献土」をしてもらう予定だ。
 植樹デーは両日とも午前8時半から受け付け、昨年も植樹した戸四郎沢北側斜面で行う。群馬県の農家から1万本提供された2年目のコナラの苗などを植える。植樹は昨年までに計9万8千本に上っており、今回で10 万本を超す見込みだ。問い合わせは同会(0288・93・2180)へ。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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