ID 15278
登録日
2010年 3月 7日
タイトル
ケヤキ並木に“新入生” 倒木跡に植樹 定禅寺通
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100309t11022.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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台市は8日、青葉区定禅寺通で昨年8月に倒れた街路樹のケヤキの跡に、新たなケヤキ1本を植樹した。腐朽が進んだため昨年10月に伐採した青葉通の3カ所にも9~11日に植樹する。
青葉区公園課によると、植樹したケヤキは樹齢20年で、高さ約10メートル、幹周りが地表から120センチの高さで約70センチの若木。作業員がケヤキをクレーン車でつり上げ、あらかじめ掘ってあった約1.5メート
ル四方の穴に植えた。強風でも倒れることがないよう、幹の周囲を木製の支柱で固定した。
植樹したケヤキは、市の委託を受けた環境コンサルタント「東北緑化環境保全」(仙台市)が、茨城県の農家から購入した。ケヤキ1本当たり約33万円で、4本の植え替えに作業費などを含めて計約320万円掛かると
いう。
周囲のケヤキと同じ約20メートルの高さまで成長するには、約20年かかる。区公園課は「二度と倒れることがないよう、月1回の目視、年2回の木づちによる点検を徹底する」と話している。
市の調査では、倒木はキノコの一種ベッコウタケの繁殖による根腐れが原因と判明。幹が空洞化するなど腐朽が進んでいた青葉通の3本とともに撤去していた。
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