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記念植樹
新聞名
紀州新聞
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元URL.
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/100221.html
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経済産業省資源エネルギー庁、御坊商工会議所が20日、日高港新エネルギーパーク「EEパーク」で、二階俊博前経産相の主導で13カ国とEU(欧州連合、25カ国)が参加、設立した世界的に省エネを進める
国際協力の枠組み「IPEEC」(国際省エネルギーパートナーシップ)の記念植樹イベントを実施。日本、イタリア、カナダ、ロシア、EUの代表が参加し、参加国を示す14本の市の木「クロガネモチ」を植え「IPEECの森」と
して省エネ推進の輪を御坊から世界へと広げることを誓った。
経産省が全国で省エネ推進イベントを計画し、そのトップを切ってEEパークで「省エネルギー推進ワールドミーティング~IPEECを和歌山から世界へ」と題して記念植樹を実施。二階代議士、石田徹・資源エネルギー庁
長官、コッラード・モルテーニ在日イタリア大使館公使参事官、ステファン・フーバー駐日欧州連合代表部公使、マイケル・アイストーン駐日カナダ大使館公使、アレクセイ・ウソフ在大阪ロシア総領事館領事をはじめ、経
産省、県、市関係者ら50人が出席した。
柏木征夫市長が「子どもたちが環境、エネルギーについて御坊の地から世界へ思いをはせてくれることを期待したい」と歓迎のあいさつ。主催者の石田長官が「地球温暖化問題は政府だけでなく市民一人ひとりで取り組
まなければならない。御坊から世界へ取り組みの輪が広まることを期待します」とあいさつ。来賓の二階氏が「記念植樹は地元の皆さんのご支援、協賛で築き上げたもの。世界で最初に種をまいていただいたことは皆さん
の快挙であり、世界に誇れる。力を合わせてがんばろう」と祝辞を述べた。
モルテーニ公使は「イタリアにとっても省エネは大事な課題。日本でスタートした取り組みが発展するよう祈念したい」、アイストーン公使は「国境を越え、各国が協力して共通の課題に取り組みたい」、フーバー公使は「
グローバルに考え、ローカルに行動することが大事。皆さんがその模範を示してくれた」、ウソフ領事は「植樹に参加できたのは誇りです。今日をステップにして皆さんと一緒にがんばりたい」とあいさつした。
このあと、日高港塩屋緑地「Sioトープ」に移動し、ボーイスカウト御坊第1分団、地元の子どもたちと一緒に高さ3メートルのクロガネモチ14本を植樹。クロガネモチは本社など市内の企業有志14社が寄贈し、1本に
つき1カ国ずつ国名、国旗、寄贈した企業名を入れたプレートを設置して後世に残す。引き続き、EEパークに戻り、将来の新エネルギーとして期待されている「メタンハイドレード」の燃焼実験を見学し、参加した子どもら
と一緒に交流会を開き、省エネクイズなどを楽しんだ。
IPEECは平成20年12月に二階氏が主催した関係閣僚会合でG8(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、ロシア)に加え、中国、ブラジル、メキシコ、韓国、インドの13カ国とEUが参加すること
で合意し、21年5月に開いたG8エネルギー大臣会合の際に設立文書に署名し、正式に発足。先進国にとどまらず新興国を含めた世界の主要エネルギー消費国が協力して省エネのための広範な行動を促進していく。現
在、インドネシア、オーストラリアなども参加準備を進めている。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。
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