ID　14691

登録日　 　2010年 1月19日

タイトル

伊万里農林高　森林工学科　３年生３６人が「離山式」　甲子園ナインも決意新た

新聞名

西日本新聞

元URL.

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/146992

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卒業を間近に控えた伊万里農林高（伊万里市）森林工学科の３年生３６人が１８日、学校を見下ろす腰岳（こしだけ）の演習林に別れを告げる離山（りざん）式に臨んだ。
　４０年以上続く記念行事で、今年の同科には、昨年の夏の甲子園に初出場を果たした野球部員の多くが在籍する。生徒たちは式に先立ち、山の斜面にヒノキの苗約４００本を植樹した。
　太田貞武校長（６０）が「社会に出ても、腰岳で学んだことを思い出して頑張って」とあいさつすると、甲子園に右翼手・５番打者で出場した川原僚二さん（１７）が生徒を代表し「腰岳で肉体的にも精神的にも鍛えられたお かげで、甲子園に出場できた。これからもヒノキに負けないよう成長したい」と決意を述べた。
　生徒たちは式後、演習林で恒例のジンギスカン鍋を囲み、在学中の思い出を語り合った。