ID　14535

登録日　 　2009年 12月26日

タイトル

水中樹根すっきり　魚津埋没林博物館で１年の汚れ落とす

新聞名

北國新聞

元URL.

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20091226204.htm

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魚津市の魚津埋没林博物館は２５日、国の特別天然記念物「水中樹根」の清掃を行い、 １年間にたまった汚れを洗い流した。
　樹根は幹の直径が約２メートル、根の長さが約１０メートルある。展示プールには約３ ２０トンの地下水を満たし、発掘当時の姿のまま保存している。縄文時代の海進で海岸近 くにあった杉の群落が水没した証拠とされている。
　清掃はプールの水を抜いた後、投げ込まれた硬貨を拾い集めてから行われた。職員４人 が、ホースで水を掛けながら樹根の表面をブラシで軽くこすり、水あかを洗い流した。
　同博物館によると、４月１日から今月２３日までの入館者は４万３４３８人で前年より 約１０％減った。リニューアルした１９９２年からの入館者は１５４万６２９８人。年内 は２７日まで営業し、来年１月２日から再開する。