ID 14533
登録日
2009年 12月21日
タイトル
「義仲桜」木曽の旗揚げの地に植樹 上田と木曽 交流の花咲く
.
新聞名
信濃毎日新聞
.
元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20091222/KT091221SJI090012000022.htm
.
元urltop:
.
写真:
.
平安時代末期の武将・木曽義仲(1154~84年)ゆかりの桜の苗木4本が21日、義仲が滞在したとされる依田城がある上田市から、義仲が最初に挙兵したとされる木曽郡木曽町に贈られた。両市町の関係者
が同日、同町日義の「旗挙(はたあげ)八幡宮」で苗木を植樹し、新たな交流の第一歩を踏み出した。
同市から訪れたのは、木曽義仲信州丸子会員や苗木を育てた丸子修学館高校(上田市)の2、3年生ら。同町では日義木曽義仲公顕彰会員や日義地域自治協議会員らが迎えた。
苗木は、義仲が戦勝祈願したと伝わる岩谷堂観音(上田市)の境内にあり、「義仲桜」と親しまれているエドヒガンから育てた。義仲桜の調査・研究に取り組む同校の生徒が、義仲桜の種から育てた台木に義仲桜の枝を接
ぎ木した。
この日は両市町の関係者が植樹。あらかじめ掘っておいた穴に苗を据え、添え木にひもで結んだ。
丸子会の小林秀男代表(69)は「大勢の人に見て喜んでほしい」と期待。顕彰会の神村透会長(75)は八幡宮の傍らにあり、義仲が元服した際に植えたと伝わるケヤキの大木を紹介しながら「桜の成長とともに交流を深
めたい」。また、同校3年の武藤善輝君(17)は「植樹できることは感慨深い。美しく咲き誇ってほしい」と話していた。
..