ID　1251

登録日　 　2006年 6月26日

タイトル

樹齢４００年の「墨染めの桜」に新たな命

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060627/lcl_____gif_____005.shtml

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写真:

　

郡上市八幡町の「郡上八幡市街地まちづくり協議会東部部会」（高垣昌幸部長）は２５日、同町の愛宕公園にある樹齢４００年余の「墨染（すみぞ）めの桜」の種から、新たな命を育てる「花咲か事業」を始めた。
　墨染めの桜は、エドヒガンザクラの老木で、衰えながらも毎年花を咲かせている。事業は、参加者が桜の種を拾って苗木に育てることで、協力することの大切さを実感。まちづくりに対する心をはぐくむことにつながれ ば、との願いを込めて企画した。
　計画では、種の入った実を地面に埋めて腐食させ、今年秋に掘り出して種だけ取り出し、冷蔵庫で保存。来春に植える。活動には、地域の親子ら約５０人が参加。老木の周りの落ちている黒い実を拾い、土の中に埋めた 。
　高垣部長は「種からの発芽は難しいが、みんなで一つ一つから芽吹くこと願い、続けていく。植樹場所などはこれから考えていきたい」などと話していた。