ID 14031
登録日
2009年 11月17日
タイトル
「楓ちゃん事件」から5年 風化防止にカエデを植樹
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新聞名
MSN産経
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091116/crm0911162033029-n1.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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有山楓ちゃんの誘拐現場近くにある通学路(奈良市学園中)では、楓ちゃんの名前にちなんだカエデの木が児童らの登下校を見守っている。地元住民らの自主防犯グループ「学園南通りれんけい会」が今年2
月、市と協力して植樹した。住民の手入れによって生命力を絶やさず、事件の記憶と子供を守る取り組みの大切さを訴えている。
「楓ちゃんと事件の記憶を形に残したかった」。会の座長を務める自営業の男性(56)は、植樹に込めた思いをこう語る。
会は事件から約2カ月後の平成17年1月、現場周辺にある11のマンションの住民らで発足した。人目が少なく危険な地点への対策を行政に要望してきたほか、防犯パトロールを実施。不審者に遭遇したときに声を出
せるようにと「大声コンテスト」などの子供の防犯意識を高めるイベントや、地域のきずなを強めるため夏祭りも開催してきた。
事件発生から5年。住民たちの緊張感も薄れるつつあるが、会では「2度と同様の事件を起こさないために、地域で子供たちを守っていきたい。それが楓ちゃんと私たちの約束です」と気持ちを新たにしている。++/di
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