ID 13983
登録日
2009年 11月11日
タイトル
寄贈:育て“野球バットの森” 地元産アオダモの木で加工 香美町役場に展示
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20091111ddlk28040382000c.html
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元urltop:
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写真:
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林業研究グループ寄贈
香美町役場の1階ロビーに、地元産のアオダモの木で作られた野球のバットが展示されている。
アオダモを育てる活動をしている香美町の小代林業研究グループ(井上孝会長、9人)が寄贈。完成品3本と製造途中のものが、大リーグで活躍するイチロー選手のバットと一緒に並ぶ。
グループは、地元の少年野球チームの活躍をきっかけに、「子どもたちに夢を贈ろう」と、小代区内で4年前からアオダモの種を採取して苗を育て始め、これまでに約3500本を植樹した。バットに加工できるまで育つに
は約70年かかるという。
活動に込めた思いを広く伝えるため、モニュメント作りを計画。スポーツ用品メーカー・ミズノの役員が同町出身という縁で、樹齢55年のアオダモの原木を加工してもらうことになった。
井上孝会長(78)は「植樹した木が『野球バットの森』と呼ばれるように育ち、元気な野球少年らに受け継がれることが願いです」と話している。
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