森林育成で環境保全に取り組み　県置賜総合支庁とウンノハウスが協定

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新聞名 山形新聞

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県置賜総合支庁とウンノハウス（山形市、海野林作社長）は22日、森林育成を通し環境保全に取り組む協定を結んだ。県が飯豊町須郷の森林公園「源流の森」の一部を貸し出し、同社の社員が5年計画で植樹 や下草刈りなどを行う。
　県の「企業の森づくり事業」の一環。本年度は同社が41アールの土地のうち15アールにスギ310本を植える計画。この日、源流の森センターで行われた調印式には同社の社員ら約130人が出席し、海野社長と三浦秋夫 支庁長が協定書を交わした。
　席上、海野社長は「創業50周年を迎え原点に返り、木材生産に貢献する活動をさせてもらいたい」。三浦支庁長は「温室効果ガス削減に森林は大きな役割を果たす。木を育てることを楽しみ、地元の人との交流にもつ なげてもらいたい」とあいさつした。
　その後、関係者が植樹を行った。同社の担当者は「協定を更新しながら、長期的な取り組みにしていきたい」としている。