ID 13204
登録日 2009年 9月14日
タイトル
メープルの森、育て 木島平村で70本植樹
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000909140001
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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木島平村のやまびこの丘公園で13日、「メープルの森」の植樹祭があり、約70本が村民の手で植えられた。メープル(和名サトウカエデ)は紅葉が美しくカナダの国旗にも描かれている木。企画した村の第三
セクター・木島平観光株式会社によるとメープルの森づくりは国内で初めてで、村の新しい観光資源として期待している。(渡部耕平)
植えられたメープルはカナダ産で高さ約5メートル、幹は直径約10センチ。10年後には約10メートル、直径も約20センチに育つだろうという。紅葉する期間が約2カ月と長く、赤や黄の色が鮮やかなため、村は地元の
自然の美しさを象徴する名所として整備していく。
樹液からはメープルシロップが採れるため、村はシロップを使った食品の開発も構想に入れている。
このメープルは元々、北海道士幌町で造園業者が販売用に育てていたが、後継者が途絶えて管理に困っていたものだという。そこで木島平村の同公園の造園を受け持っている東京都小金井市の造園業、村越匡芳(ま
さ・よし)さん(67)が、村に移植を打診。村側も集客の効果などを考えて受け入れた。経費は、三セクの同社が1口1万円の出資者100人を集めて賄った。
村越さんは「木島平村の気候はメープルに適している。虫の害さえ防げば、確実に素晴らしい森になるだろう」と話した。また植樹祭に参加した飯山高3年の嘉部円(まどか)さん(18)は「メープルが元気に育ち、みんな
に元気を与えるように大きくなってほしい」と楽しみにしていた。
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