ID 12917
登録日 2009年 8月20日
タイトル
森林浴で健康増進なるか? 熊本・市房山で検証実
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20090820-OYS1T00286.htm
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元urltop:
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写真:
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森林浴を健康増進に生かす「森林セラピー基地」の県内初の認定を目指す水上村の市房山で、認定に向けた検証実験が行われた。効果が認められれば、来春、認定される。
森林セラピー基地は、森林浴の効果が科学的に実証され、受け入れ態勢が整った地域。林野庁が提唱し、NPO法人「森林セラピーソサイエティ」(東京)が認定を進めている。2005年から公募し、山口市や宮崎県日之
影町などが認定されている。
村は面積の9割を占める森林の良さを地元の人に再認識してもらい、都市部に向けて発信しようと、認定申請した。
実験には、男子大学生ら12人が参加。市房山3合目の広葉樹が広がる渓流で、座って景色を眺めたり、歩いたりして、唾液(だえき)の酵素などを用いて、ストレスの度合いを計測した。八代市街地の結果と比較する。
実験結果に、森林の整備状況や受け入れ態勢の充実度なども加味し、学識者らによる審査で認定を決める。村は「認定を機に、ほかの観光メニューとも組み合わせ、市房山の自然の魅力を発信したい」と話している。
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