ID 12907
登録日 2009年 8月20日
タイトル
力を合わせ松林再生プロジェクト 秋田経済同友会と新屋振興会
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新聞名
秋田魁新報
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元URL.
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090819e
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元urltop:
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写真:
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風や飛砂から住宅などを守る林をよみがえらせようと「あらや松林再生プロジェクト」が秋田市新屋などで進められている。枯れた松などの伐倒・除去作業を行い、10月下旬には地域住民や地元児童らが約
6千本の苗木を植える予定だ。
秋田経済同友会と新屋振興会の共同事業。松くい虫被害を受けたクロマツや自生したニセアカシアを切り倒し、新たにクロマツやケヤキなどを植樹する。広葉樹も一緒に植えることで、病気に強い林を作る。
同市新屋から浜田にかけての松林(私有地)計約30ヘクタールを、5年ほどかけて再生させる予定。ことしは国道7号の西側など計約1・3ヘクタールで伐倒と整地、植樹を行う。総事業費約520万円のうち半分は秋田
経済同友会の「松枯れ対策募金」から充当。残りは新屋振興会が住民や企業から募金を募って賄う。
「整地と植樹で終わるのではなく、維持管理も地域住民と共同で行っていきたい」と秋田経済同友会の佐藤健三事務局長。2001年から市に松くい虫被害木の伐採を働き掛けてきたという新屋振興会の渡邉一義事務局
長は「温めてきた計画がようやく実り始めた。自分たちにできることは自分たちでやるという姿勢で事業を継続していきたい」と話している。
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