ID 12562
登録日 2009年 7月16日
タイトル
サバニで中国渡航計画の荒木さん、日南入り
.
新聞名
読売新聞
.
元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090716-OYT8T00186.htm
.
元urltop:
.
写真:
写真が掲載されていました
.
沖縄の伝統的な木造漁船「サバニ」で、沖縄から中国までの航海を計画しているアウトリガーカヌーのプロ選手・荒木汰久治(たくじ)さん(35)(沖縄県)らの一行が、繊維強化プラスチック(FRP)製のセーリン
グカヌーで沖縄を出発し、日南市の大堂津海水浴場に到着した。サバニの船材に使う飫肥杉の製材の確認と、乗組員の訓練が目的。
使用する木は5月、市内の山林で伐採。製材した木を沖縄へ持ち帰り、乾燥させてから地元の大工が組み上げる。乗組員は荒木さんが非常勤講師を務める名桜大の学生らを中心に選び、5年以内の渡航を目指すとい
う。
荒木さんと学生ら4人は6月23日に沖縄を出発し、鹿児島県種子島などを経由して、12日夕方に着いた。カヌーの動力は帆と櫂(かい)だけで、4年前の訪問と違って伴走船は付けなかった。
13日には、交流がある市立細田中の生徒や住民らとカヌーの乗船も楽しんだ。荒木さんは「航海中は、ほとんどしけだったが、伴走船を付けずに到着できたのは大きな成果。計画は順調に進んでいる」と手応えを感じ
ていた。
..