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ID 12546
登録日 2009年 7月10日
タイトル
神木 シロアリから守れ 樹木医に診断依頼 住民ら
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090710-OYT8T01377.htm
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元urltop:
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写真:
 
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生口島の600歳クスノキ クスノキを見上げる中山さん(尾道市因島原町の祇園社で)  尾道市の生口島(いくちじま)東部の神社「祇園社」(尾道市因島原町)境内にあり、住民の信仰の対象ともなってきた樹齢約600年とされるクスノキ(市天然記念物)にシロアリが巣くっていることが分かった。このままでは 倒木の恐れもあることから、市教委は「住民に親しまれてきた神木を救おう」と、樹木医に診断を依頼するなど対策に乗り出した。同神社を管理する中山直行さん(72)らも近く保存会を設立する。(尾道通信部 石原敦之 )  クスノキは、市立東生口小北側のかんきつ畑が広がる小高い丘に立つ。幹回り5~7メートル、高さ約25メートルで四方に枝を広げ、葉を茂らせている。古くから霊樹としてあがめられ、毎日のように手を合わせ、家内安 全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る住民もいるという。
 シロアリは2年前、近くの住民が幹の表面を伝っているのに気付き、樹皮をはがすと、大量に巣くっていた。シロアリの数は増加傾向にあるといい、今年6月、中山さんから相談を受けた市教委文化振興課が樹木医を伴 って調査した。
 クスノキを診断した市文化財保護委員で樹木医の村上幸弘さん(51)によると、通常は生きている樹木にシロアリが巣を作ることはないが、クスノキは幹の樹皮や枝切りをした部分が腐り、温床となっていた。すぐに枯 れる心配はないが、放置すれば幹などの強度が不足して、強風で倒れる恐れもあるという。
 対策として、市教委が半額程度を補助し、8月にもクスノキの腐った部分を削り、シロアリを除去する予定。ただ、クスノキ自体に悪影響が出るため強い薬剤は使えないといい、村上さんは「地域の方が協力して枝切りを するなど、こまめに手入れすることが重要」と指摘する。
 このため、中山さんは、同神社の世話人7人とクスノキの保存会を作ることにした。住民にも見回りなどで協力を呼び掛けるといい、「クスノキは町のシンボルで住民の心のよりどころ。枯らして600年の歴史を途絶えさ せることは絶対にさせない」と話している。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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