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ID 12487
登録日 2009年 7月10日
タイトル
平成20年木材需給表(用材部門)の概要(
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新聞名
林野庁
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元URL.
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/090710.html
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元urltop:
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写真:
 
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林野庁では、我が国の木材の需要(供給)量を、丸太換算により、用材(製材品や合板、パルプ・チップ等に用いられる木材)、しいたけ原木及び薪炭材に区分した木材需給表を作成しています。この度、平成2 0年の木材需給表のうち用材部門を取りまとめました。
総需要量は7,797万m3と5.3%減少しましたが、国内生産量は1,873万m3と前年並みとなり、この結果、自給率は1.4ポイント上昇して、24.0%となり4年連続上昇しました。
用材の総需要(供給)量 1 用材の需要 用材の総需要量は、7,797万m3となり、前年に比べ439万6千m3減少(対前年増減率(以下同じ)△5.3%)した。
これは、世界的な金融危機による景気の悪化等により木造住宅の新設着工戸数及び新設着工床面積が減少したことなどから、前年に比べて製材用材が330万3千m3(△10.8%)、合板用材が99万1千m3(△8.8%)減少した ことによる。
2 用材の供給 (1) 国内生産 用材の国内生産量は、 1,873万m3となり、前年に比べて10万5千m3(0.6%)増と前年並みとなった。これは、製材用材が87万1千m3(△7.3%)減少したが、パルプ・チップ用材が44万m3 (9.4%)、合板用材が50万5千m3(30.9%)増加したことによる。
(2) 輸入 用材の輸入量は、 5,923万4千m3となり、前年に比べ450万1千 m3(△7.1%)減少し。これは、製材用材が243万m3(△13.2%)、その他木材製品が 86万5千m3(△27.2%)減少したことによる。
3 木材(用材)自給率 木材(用材)自給率は、用材の国内生産量が0.6%増とほぼ横ばいであったのに対し、用材の輸入量が7.1%減少したことから 、前年に比べ1.4ポイント上昇し、24.0%となり、平成5年の水準を上回った。
(注)木材(用材)自給率:平成5年23.6% 用材の用途別需要(供給)量 1 製材用材 製材用材の総需要量は、2,715万2千m3となり、330万3千m3(△10.8%)減少した。
このうち、国内生産量は87万1千m3(△7.3%)減少し、米材及び欧州材を中心とした輸入量は243万2千m3 (△13.2%)減少した。
2 パルプ・チップ用材 パルプ・チップ用材の総需要量は、3,785万6千m3となり、73万2千m3(2.0%)増加した。
このうち、国内生産量は、間伐材の利用増加などから、511万3千m3と44万m3(9.4%)増加した。
3 合板用材 合板用材 の総需要量は、1,026万9千m3となり、 99万1千m3(△8.8%)減少した。
国産針葉樹丸太等の利用は昨年に引き続き増加しており、国内生産量は、213万7千m3となり、50万5千m3(30.9%)増加したが、輸入量は149万6千m3(△15.5%)減少した。
4 その他用材 その他用材の総需要量は、268万8千m3となり、83万4千m3(△23.7%)減少した。これは構造用集成材の輸入の減少などによる。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )