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ID 12256
登録日 2009年 6月21日
タイトル
守れ桜並木 十勝川河川敷 市が対策へ
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新聞名
十勝毎日新聞
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元URL.
http://www.tokachi.co.jp/news/200906/20090622-0001833.php
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元urltop:
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写真:
 
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駐車?立地?…目立つ生育不良 車両規制も視野  帯広市は今年度、市内東8?15南1?3の十勝川河川敷・築堤にある桜並木の生育不良が目立つことから、保護対策に乗り出す。河川敷利用者が桜周辺に自家用車を駐車、土壌が踏み固められて根が張りづらくなってお り、栄養不足や風の強い立地など複数の原因も考えられている。枯れた桜の一部はすでに伐採した。市は生育不良を食い止めるため詳細な原因調査を行い、車利用の制限など必要な対応を講じる。
河川敷利用者の車が並ぶ十勝川河川敷堤防、市は桜並木の生育調査に乗り出す  桜並木は、東小(東7南2)北側の橋(帯広川)を渡った地点から、野球場やサッカー場などがある十勝川河川敷・築堤沿いの約1.6キロ。約500?600本が植樹されている。河川敷の所管は帯広開発建設部だが桜は市 が占有許可を取って管理している。
 河川敷は各種スポーツ大会が開かれる土日・休日になると、管内外から大勢の利用者が車で来場。会場に少しでも近い場所に駐車しようと、桜の周辺に車がびっしりと並ぶのが常態化している。
 格好の木陰でもあることから、平日はビジネスマンの休憩場所にも利用され、桜の根元の土壌が踏み固められる原因となっていた。
 十勝川河川敷と平行して流れる帯広川の住宅側の築堤にも桜並木はあるが、こちらは対照的に順調に生育。同築堤は車両通行が制限される遊歩道で、満開時は鮮やかなピンク色の桜が咲き、地域の花見スポットとし て親しまれている。
 市は桜の生育不良に関し現時点で原因を断定しておらず、近く、土壌などに問題がないか専門家とともに調査する予定。調査結果によっては、車の出入りを制限するなどの方策を検討する。また伐採した枯れ木の補 植も考えることにしている。
 市都市建設部は「車が入れないよう柵を設けることが考えられるが費用を要する。経費がかからない対策を考えたい」(星哲博部長)としている。対策費は緑化関係費の約900万円を活用する予定。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )