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ID 12248
登録日 2009年 6月24日
タイトル
バットの「種」 未来に残す
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000906230003
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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アオダモ400個体採取へ 道育種場 ■育つまで100年以上「世紀またぐ活動」  堅さと粘りがある木質から、野球バットなどスポーツ用具の原材として使われるアオダモ。その「種」を保存し、アオダモ資源を後世に残そうという試みが始まっている。林野庁のジーンバンク(遺伝子銀行)事業で、18 日には網走支庁佐呂間町の国有林で北限のアオダモから16個体、80本の小枝が採取された。
 事業を行っているのは独立行政法人・森林総合研究所の北海道育種場(江別市)。99年から日高、十勝、釧路の各支庁で採取が始まり、これまで300個体を収集した。
 採取後の小枝1本からは、20本の「さし穂」がとれるという。これを同育種場のミスト温室で育てた後、保存園(0・5ヘクタール)に移す。10年以上を経ると花をつけ、その後はタネをとることも可能だ。
 「バット材となるためには太さが20~26センチは必要。樹齢では100年以上、世紀をまたぐ保存活動です」と高倉康造・遺伝資源管理課長。
 同育種場では、来年は小樽市周辺など日本海沿岸での採取を続け、11年度までに道内から計400個体を集める予定だ。
 アオダモは日本全国に分布する落葉高木で、国内産の木製バット素材の多くを占める。寒冷地の道内産が最も適しているとされるが、資源が限られ、最近まで計画的な植樹もされなかったことから安定供給が難しくなっ ている。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )