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ID 12247
登録日 2009年 6月24日
タイトル
京都府、古都の森林景観保全へ
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新聞名
松・ナラ枯れ対策で京都市支援
新聞名 京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062300027&genre=A2&area=K00
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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京都府は本年度から3年間、京都市内で発生する樹木の害虫被害の拡大防止や枯れた樹木の伐採を緊急支援する「古都の森景観保全対策」に乗り出す。歴史ある社寺の借景となり、和歌にうたわれてきた市 内の山の景観を、松枯れやナラ枯れから守るのが目的で、府が京都市内に限定して樹木の病害虫対策を実施するのは始めて。
 府は、国の追加経済対策の基金を活用し、本年度一般会計補正予算案に事業費1億円を計上した。
 京都市からの強い要請を受け、市が嵐山地区(右京区)から金閣寺周辺(北区)にかけて実施する約2500立方メートル分の枯れ木の伐採や樹木への薬剤注入などに対して全額を補助する。
 松枯れやナラ枯れは、害虫が樹幹に入り込み、樹木の水分補給が阻害されて樹木が枯れる現象。夏から秋にかけて葉が茶色に変色し、京都の景観を壊しているとされる。
 昨年度の松枯れ被害は、府内全域で約2万2000立方メートルにわたって確認され、このうち京都市内が4分の1に相当する約5000立方メートルを占める。ナラ枯れも、府内で減少傾向にあるものの、被害地域の南下 に伴い、京都市内では約19ヘクタールまでに広がり、府の被害面積の4割を占めた。
 京都市によると、松枯れやナラ枯れは3年前から急速に広がっているといい、春や夏の観光シーズンに、市街地から枯れた樹木が目立ち始めたという。
 府林務課は「京の山並みは文化的な景観。重点的に対策を講じたい」としており、ナラ枯れが確認されていない府南部への拡大防止にもつなげていく
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )