ID 12228
登録日 2009年 6月23日
タイトル
巨木保護を訴え 大間の森訪れ創作 画家平岡さん
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090623t25007.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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巨木をテーマに水彩画を描き、森林の保護を訴えている東京都奥多摩町の画家、平岡忠夫さん(79)が21日から23日まで青森県大間町奥戸にある森林を訪れ、絵画制作に当たっている。
平岡さんは、下北半島の巨木保護を目指す奥戸向町町内会の野崎信行会長(53)の招待で来県。樹齢100年を超えるヒバやブナが立ち並ぶ国有林で、野崎会長から国の天然記念物「北限のニホンザル」が生息するヒ
バ林の特性や森の歴史を聞きながら絵筆を振るった。
巨木の保護活動を行う市民団体「全国巨樹・巨木林の会」(東京都)の副会長でもある平岡さんは全国の森林を回り、幹回り3メートル以上の巨木の状態を調査。「巨樹の絵3000枚を描く」をライフワークに2000作品以
上を描いて絵はがきとして販売。収益を巨樹の保護活動に充てている。
平岡さんは「巨樹は環境のセンサー。地球温暖化など樹木を取り巻く環境の変化が木の状態に表れる。今後も、北限のサルをはぐくむ素晴らしい森を守ってほしい」と話した。
今回、描いた作品は東京に戻って仕上げる。完成は来春ごろになりそうで、都内で開かれる展示会などに出品される。
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