ID 12185
登録日 2009年 6月 9日
タイトル
空師:ケヤキの枯れ枝除去に登場--前橋
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090610ddlk10040096000c.html
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元urltop:
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写真:
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前橋市大手町の中央児童遊園「るなぱあく」で9日、ケヤキの巨木の枯れ枝除去作業があり、樹上で活躍する「空師(そらし)」が登場した。
空師はクレーンなどが入れない場所で樹木に登り、高所で枝の伐採などを行う専門家。この日、作業にあたったのは高崎市倉賀野町の中沢重雄さん(58)で、地下足袋を履き、ロープやハシゴを使って約30メートルの
高さのケヤキに登ると、下にいる作業員と連携しながら、手際よく枯れ枝を落としていった。
中沢さんは上野村出身で、約15年前から伐採などの仕事を始めた。7、8年前から空師として活躍を始め、国指定天然記念物の「榛名神社の矢立スギ」(高崎市榛名山町、高さ約50メートル)で作業した経験もある。
一瞬の気の緩みが大けがにつながりかねないが「今までの経験の積み重ねでこの職業にたどり着いた」と、自信を持って仕事に取り組んでいる。
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