ID 12099
登録日 2009年 6月 2日
タイトル
「木曽川うかい」開幕 鵜匠自ら造船、新鵜舟が進水
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090602/CK2009060202000029.html?ref=rank
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元urltop:
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写真:
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犬山市、岐阜県各務原市境界の木曽川で1日に開幕した「木曽川うかい」。田中志典・犬山市長や森真・各務原市長らが参列して営まれた安全祈願の神事のほか、鵜匠らが見よう見まねで完成させた新しい鵜
舟の進水式があった。
鵜匠らが造った舟はコウヤマキを材料に全長約13メートル、幅約1メートルで重さは300キロほど。それまで4隻あった鵜舟は老朽化が目立つようになり、予備のためにも新しい舟が必要になった。
最近は近隣に鵜舟を製作する船大工はおらず、4人の鵜匠は自分たちの手で造ることを決意。オフの期間を利用し、古い舟を解体し寸法を測るなどして、4年がかりで図面なしで完成させた。
進水式は「舟かぶせ」と呼ばれ、木曽川本流の中央で行われた。鵜匠2人が舟に乗り、わざとひっくり返して回転させ、全体を水につけてニ度と沈まないように祈願した。
木曽川うかいは昼鵜飼いの効果もあって年々観光客が増え、昨シーズンは約2万6000人が訪れた。犬山市観光協会は今季も昨年並みの人出を期待している。
開幕は2005年の愛・地球博(愛知万博)の開催に合わせ、同年から昨年まで特例として5月11日だったが、今年は愛知県漁業調整規則に従い、6月スタートに戻った。乗船時間や料金などは、木曽川観光=電0568(
61)0057=へ。
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