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ID 12043
登録日 2009年 6月 8日
タイトル
折れたバットが箸に生まれ変わる
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新聞名
PRONWEB Watch
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元URL.
http://www.pronweb.tv/modules/newsdigest/index.php?code=1476
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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interiorlifestyleで見つけた注目アイテム  日本の食文化に欠かせない箸。近年ではマイ箸の需要も高まっており、新丸ビルや東京ミッドタウンなどにも箸専門店が出店し、OL層などから支持を集めており、 店頭には様々なデザインの箸が並んでいる。
 毎日の食事がもっとおいしく、もっと楽しくなる方法を広めるため、1970年より福井県小浜市で箸を作り続けている兵左衛門も、職人の手による丁寧な箸を作り続けている企業だ。その箸の老舗が贈る「かっとばし!!」は 、プロ野球ファンならば見逃せない、毎日の食事が楽しくなる箸である。
 プロ野球選手が使う木製バットを連想させる黒と白木のツートンカラーに、プロ野球12球団のロゴやペットマークが入った「かっとばし!!」は、単なるロゴ入りの箸では無い。
 実はこの商品、プロ野球界を中心に、社会人野球や大学野球などで使用され、役目を終えた破損バットや、バットを作る際にできる端材を再利用した箸なのである。
 統計によればプロ野球だけでも年間約20万本もの木製バットが消費されているが、これまで折れたバットは全て焼却処分になっていた。
 確かにスポーツ選手にとって折れたバットはゴミではあるが、これを職人の技術でリユースすることで、新たな資源として生まれ変わるのだ。
 interiorlifestyle会場で取材に対応していただいた株式会社兵左衛門の大村さんによれば、折れたバットは球団からではなく、それぞれの球場が回収し、兵左衛門に送られてくるのだそう。
 木製バットに使われている「アオダモ」の木は、育てるまでに70~80年かかるという貴重な素材であると共に、プロ野球のバットに使われるだけあって、しなり、硬さ、目の細かさを持ち合わせており、箸にとっても最適 な特徴を持ち合わせている素材なのだとか。
 兵左衛門では折れたアオダモをリユースするだけでなく、未来のプロ野球選手が今と変わらず高品質の木製バットを使い続けられるように「かっとばし!!」の売り上げの一部をNPO法人アオダモ資源育成の会を通じ、アオ ダモの植樹、育成資金として寄付しているそうだ。
 現在兵左衛門では「かっとばし!!」だけでなく、折れたバットから作ったボールペン「ブルぺん」や、折れたバットから作った印鑑「ホーム印」など、様々な商品を展開中。
 プロ野球の話題で3杯はゴハンが食べられるお父さんに向けた父の日のプレゼントとして使うのも楽しいし、箸を使うのが苦手な野球少年にプレゼントするのも良いだろう。
 折れたバットから作った食器や文具のその他ラインナップ、価格などの詳細は、兵左衛門オフィシャルWebサイト、及びオフィシャルWebショップを確認のこと。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

中川木材産業のビジネスPR その18 (公開2018.8.1 更新2019年11月11日 )