ID　1040

登録日　2006年 5月22日

タイトル

トチの木大きくなれ 尾鷲で小学生が幼木植樹

新聞名

中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060523/lcl_____mie_____008.shtml

元urltop:

写真:

　

尾鷲市賀田町の賀田区有林「トチの森」で２１日、地元の小学生ら２０人がトチの幼木８本を植樹した。
　市立賀田公民館が主催し、地域に豊かな環境をつくろうと活動している住民グループ「ルーパーの会」（大川善士代表）が協力した。
　子どもたちはくわを手に穴を掘り、１メートルほどに育った幼木を植樹。シカよけの漁網で囲い、肥料や水をやった。大川さんは「幼木は種から育てたもの。大きく育つといいですね」と話していた。
　同区有林は江戸時代には新宮領主により伐採が禁じられ、飢饉（ききん）の時に実を食べて飢えをしのいだとする言い伝えがある。現在も樹齢２００年を超える大木６０本以上が残っている。