ID 11749
登録日 2009年 5月19日
タイトル
奥入瀬の森異変 暖冬でスギ繁殖
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新聞名
フジサンケイ
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元URL.
http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200905190039a.nwc
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元urltop:
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写真:
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トチノキやカツラなどの落葉広葉樹やシダ類がうっそうと茂る十和田八幡平国立公園・奥入瀬渓流(青森県)でここ数年、森の生態系に異変が生じている。本来はほとんど存在しないはずの針葉樹スギの幼木
が目立ち始めたのだ。
原因の一つが、暖冬による湿った重い雪。昔は春先に限られていたが、厳冬期にも降り積もり、枝や幹に付いた雪は夜の冷え込みで氷塊となり、重みで枝が折れ、木が倒れる。森の中で日が当たる部分が徐々に拡大し
、周辺の山から供給されたスギの種子の成長を促している。
「放置すれば広葉樹の森ではなくなる」。地元の自然保護団体「八甲田・十和田を愛する会」の久末正明代表は、将来、渓流の景観や植生が一変する可能性を指摘する。
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