ID 11582
登録日 2009年 5月 3日
タイトル
松山市興居島にアコウ 国内自生北限の可能性
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新聞名
愛媛新聞
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元URL.
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090503/news20090503080.html
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元urltop:
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写真:
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県内の自生北限が佐田岬半島の西宇和郡伊方町三崎地区とされていたアコウの木が、松山市興居島の泊地区でこのほど見つかり、国内自生北限の可能性もあるため、研究者らの注目を浴びている。
アコウはクワ科イチジク属で亜熱帯地域に分布。地表に出た「気根」と呼ばれる多数の根を石垣や他の樹木に鳥かごのように絡ませ成長する。三崎地区には高さ約18メートル、根元回り約14メートル、樹齢600年以上
の国天然記念物の木があり、テレビCMにも登場している。
興居島で見つかった木は高さ約1・5メートル、気根の長さが最長で約2メートル。松山ネイチャーエコツアー協議会の近藤美由紀さん(25)が2月下旬、活動中に石垣から伸びているのを発見。松井宏光松山東雲短大教
授(56)=植物社会学=に写真を送り、鑑定の結果、アコウと分かった。
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