ID　11298

登録日　2009年 4月10日

タイトル

森林資源の保護

新聞名

中国国際放送

元URL.

http://japanese.cri.cn/781/2009/04/11/1s138472.htm

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　1950年代以来、中国は世界の人工造林の奇跡を創造した。1981年から2002までに、全国で奉仕作業として累計398億株以上を植樹した。現在、中国の人工造林の保有面積は4667万ヘクタールに達し、世 界の人工造林面積の約26％を占め、世界でトップとなっている。森林のカバー率は16.55％になっている。世界の森林資源が持続的に減少している中で、中国は森林面積や蓄積量の両方の増加を維持し、国連環境計画 から、世界の森林保有量の最も多い15カ国の一つ、に指定された。
　1998年から2001年までに、中央政府は合わせて427億元を投入し、貧困人口が集中している中部、西部地区における植生の保護、当地の農民に対する補助、過度に開墾した田畑を樹林や草原に転化することを奨励 するなどのプロジェクトに用いた。耕地を森林に戻すプロジェクトは全国の25の省、自治区、直轄市で全面的に展開されており、2002年までに、全国で累計ですでに644万ヘクタールの任務を完成し、その内訳は、耕地 を森林に戻した面積が318万ヘクタール、森林に適している荒れ果てた山や荒地を造林した所326万ヘクタールである。田畑を森林に戻す効果はすでに現れ、一部の地区の土壌流失情況はある程度改善された。森林保 護のもう一つの効果的な措置は、1998年から始まった天然林の保護プロジェクトである。このプロジェクトは、全国で天然林の伐採を止めるよう要求し、多くの地区では昔の伐採労働者が森林保護者となった。
　中国の持続的発展可能な林業戦略の研究報告の目標によると、2050年までに、森林カバー率は28％に達する。