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ID 11169
登録日 2009年 5月21日
タイトル
地方点描:巨木を守ろう
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新聞名
秋田魁新報
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元URL.
http://www.sakigake.jp/p/column/chihou.jsp?kc=20090522ay
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元urltop:
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写真:
 
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見上げるような大木と遭遇すると、思わず口ずさんでしまう歌がある。「この木なんの木…」で始まるCMソング「日立の樹(き)」。世代を超えて親しめる歌とともに大きく樹冠を広げた巨木の映像が強く印象に 残っているからだろう。
 さる18日朝に強風で倒れた湯沢市の横堀小学校のトチノキを目にした時も、そのCMソングが思い浮かんだ。樹高約20メートル。グラウンドに横倒しになる前は3階建ての校舎を見下ろすようにそびえていた大木だ った。
 トチノキは今年で植樹100周年だった。学校のシンボルとして長年、地域に親しまれてきた。近所の女性が「涙が出てくる」と悲しげにつぶやく姿に、地域における存在感の大きさを感じた。
 森林資源に恵まれた湯沢市は「巨木の宝庫」でもある。環境省巨樹・巨木林データベースの登録樹は90本以上。同市で巨木の調査を続けている市教育委員会の酒樹正喜生涯学習課長は「未登録の巨木はまだまだある 」と話す。
 市民になじみの深い巨木といえば、旧羽州街道沿いにある県文化財「愛宕町の一里塚」のケヤキ(樹齢400年)が挙げられる。樹高20メートル、根回り32メートルの威容は、畏怖さえ感じさせる迫力だ。
 横堀小のトチノキは、内部が腐食していた。樹木も生き物である以上、いつか寿命は訪れるが、手入れをすることで長生きさせることは可能だろう。
 近年、サクラの名所となっている同じ横堀の「おしら様の枝垂れ桜」は、地域住民の保護活動により樹勢を取り戻した。好例にならって、巨木という貴重な地域資源を守っていきたいものだ。
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このページの公開日は1999年11月12日。最新更新日はです。

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