ID　11134

登録日　2009年 4月　4日

タイトル

「栗駒山に恩返し」　山梨の建築会社が耕英に義援金

新聞名

河北新報

元URL.

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090405t13004.htm

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写真:

　

宮城県栗原市栗駒地区の木材を使った住宅販売を手掛ける山梨県内の建築会社「匠家（しょうや）」が３月２６日、岩手・宮城内陸地震により避難生活を続けている栗駒耕英の住民を訪ね、くりこま耕英震災復 興の会に義援金５０万円を送った。
　同社の中村伊伯社長（４９）らが栗駒の仮設住宅を訪ねた。栗駒の木材会社と取引しており、栗駒山にも植林などで来たことがあったという。
　震災による被害を心配し「栗駒の木材をもっと使い、栗駒山に恩返ししよう」と昨年７月、住宅売り上げの一部を義援金に充てる復興支援キャンペーンを行った。
　復興の会の大場浩徳代表（４８）は、親類が木材会社に勤めている縁で、収穫した農産物を匠家にたびたび贈っていた。大場さんは「つながりのあるいろいろな人たちから応援をもらっていることを実感した」と語った。
　談話室で耕英の住民から避難生活の苦労を聞いた中村社長は「避難が解けて帰れたら頑張るという言葉を聞き安心した」と話した。