ID　10841

登録日　2009年 3月10日

タイトル

卒業記念植樹：原風景回復に一役　九重町の４小学校、大吊橋で　

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/oita/news/20090310ddlk44040602000c.html

元urltop:

写真:

　

九重町の四つの小学６年生ら９７人が卒業式を控えた９日、「九重“夢″大吊橋」付近の斜面で、広葉樹を中心として２８種・１２６１本の苗木を「卒業記念植樹」した。１０日も２小学校の６年生ら７２人が８５９本 を植える。
　町は大吊橋周辺植栽基本計画を策定。今年度は３３３万円を計上し、大吊橋建設で伐採された裸地などを「みんなの森」に位置づけて植栽や防護柵工事に着手している。原生林が色濃く残る鳴子川渓谷の原風景の回復 ・再生、さらに新しい自然観光創造も視野に入れる。
　初日に用意したのはケヤキ、コナラ、カエデなど。植生に悪影響を与えないよう、もともと渓谷に自生する樹種を選んだ。児童は穴に肥料を入れた後、スコップで高さ５０センチほどの苗木を丁寧に植樹し、「いい卒業 記念になる。自分が植えた樹木の成長が楽しみ」と話していた。