ID 10765
登録日 2009年 3月 5日
タイトル
景観向上へ街路樹伐採 金沢「広坂通り」
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新聞名
富山新聞
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元URL.
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20090306103.htm
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元urltop:
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写真:
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金沢市の通称「広坂通り」の中央緑地帯で五日夜、街路樹の枯木を伐採するなどして景観を整える「化粧直し」が始まった。植樹から半世紀以上がたち、倒木や美観を損なう恐れが出ているためで、地元商店
街の要望を受けた石川県が枯木の伐採や下枝の剪定(せんてい)などを行い、観光都市金沢にふさわしい景観づくりを進める。
中央緑地帯は幅六・二メートル、長さ約四百メートルで、クロマツやサクラなど高木百八十六本、ツバキなど低木二千七百三十本が植栽されている。国の「緑陰道路プロジェクト・モデル地区」のため、管理者の県はこれ
まで最小限の剪定で樹木の保全を図ってきた。
しかし、五十年以上前に植えられた樹木の一部で樹勢の衰えが著しく、道路側に大きく傾き、景観や交通の安全に支障を来たしているという。
作業は香林坊側から始まり、初日は県の委託業者がクロマツの枯木三本を伐採した。二十日ごろまで連日、深夜から翌朝まで行われ、倒木の恐れがある高木や枯木二十九本を伐採し、マツやイチョウなどの六十本を
剪定する。成長や景観の阻害となっている樹木も移植する予定という。
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