ID 10729
登録日 2009年 3月 3日
タイトル
市民寄贈の木材使い案内板/秦野
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新聞名
神奈川新聞
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元URL.
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902843/
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元urltop:
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写真:
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市民から寄贈された木材を使った案内板設置が、秦野市内を流れる水無川沿いのハイキングコースで進められている。木目や掘られた文字も味わい深く、目にした人からは「自然のまま」と好評。
秦野駅近くの「まほろば大橋」から「秦野戸川公園」までの約六キロの両岸には河川敷を利用したハイキングコースが整備され、多くの人が利用している。また、両岸には桜が多く植えられ、観光スポットにもなっている。
同市には、市民から寄贈され、製材された後のケヤキ板が六枚(長さ二~五メートル)あることから、案内板を製作することを計画。「水無川ハイキングコース」への入り口用と周辺公共施設などを表示した案内板を製
作した。
大きい板(長さ一二〇センチ、幅五十センチ、厚さ五センチ)には「まほろば大橋」からの距離と消費カロリーを表示。小さい板(長さ四〇センチ、幅二〇センチ、厚さ三センチ)はハイキングコースの入り口用とした。表
面は彫った上に、黒い塗料で文字を書き込み、保護塗料を塗っただけの自然のまま。
すでに、平和橋周辺の五カ所には入り口看板二枚、公共施設案内板六枚の合わせて八枚を設置した。今後二〇一〇年の全国植樹祭までに、同川両岸の三十四カ所に設置することにしている。
同市観光課では「河川敷を歩いていると、周辺の施設が分からないという声もあったことから、公共施設名を記入し、利便性をたかめた」と話していた。
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