ID 10696
登録日 2009年 2月27日
タイトル
340歳ヒノキ、1600万円で落札 末は神社仏閣?
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/national/update/0227/OSK200902270084.html
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元urltop:
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写真:
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広島県廿日市市の津田八幡神社にある樹齢340年のヒノキが岡山県の木材業者に約1600万円で売却され、27日に伐採された。広島県樹木医会によると、天然記念物になっていてもおかしくないほどの大
きさ。同県内のヒノキはふつう1立方メートルあたり2万円程度だが、伐採されたヒノキは材質がよく、同約95万円。ヒノキは名古屋市の木材市場で取引され、神社仏閣で使われる可能性が高いという。
同会によると、ヒノキは根回り約2メートル、高さ約28メートル。中には空洞がほとんどない。雷などを受けた跡はなく真っすぐに伸びている。昨年10月ごろ、津田八幡神社の広兼迪也(みちや)宮司(72)が「老いたヒノ
キが台風などで倒れるのでは」と心配し、樹木医に診断を頼んだところ「延命治療」は難しいとわかり、やむなく伐採を決めた。購入を希望する業者数社と協議した結果、岡山の業者への売却が決まった。
地元でも残して欲しいという声が多かったヒノキの最期の瞬間には、住民ら約50人が集まったという。広兼宮司は「小さい頃、みんなで手をつなぎながら木の回りを囲んだ。思い出深く、伐採はとてもさみしい」と話した
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