ID 10613
登録日 2009年 2月22日
タイトル
駅家示す?木簡を公開 熊本市で遺跡発掘速報会 県教委
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78890
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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県教委は22日、本年度に発掘調査を行っている遺跡の最新情報を紹介する「県発掘調査速報会」を、熊本市手取本町のくまもと県民交流館パレアで開いた。19日の発表で注目された芦北町の花岡木崎遺跡
出土の木簡2点(奈良末期‐平安初期)も公開され、300人を超える考古学ファンや家族連れでにぎわった。
県民に遺跡発掘の成果を身近に感じてもらおうと県教委が初めて企画。古代交通の要衝に設置された「駅家(うまや)」が現在の芦北町佐敷地区にあった可能性を示す「駅」や「佐色(さしき)」の字が記された木簡自体や
その発掘経緯などを紹介。156の木棺墓跡が発掘された南阿蘇村と高森町にまたがる「幅(はば)・津留(つる)遺跡」など他の調査結果も報告された。
木簡に見入っていた玉名市の遺跡発掘作業員、吉田ムツ子さん(67)は「1200年も前の木簡なのに、きれいな文字。今でもちゃんと読めますね」と驚いていた。
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