ID 10459
登録日 2009年 2月11日
タイトル
樹齢800年のケヤキ守れ 栗原・旧金成小の7本
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090212t15011.htm
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元urltop:
-リンク切れ-
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写真:
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宮城県栗原市は、金成地区の旧金成小学校(金成歴史民俗資料館)校庭にある樹齢800年のケヤキ(市天然記念物)が傷むのを抑える治療を始めた。地域のシンボルとして親しまれている老木を守るため、
樹木医がまず1本を処置した。
ケヤキは7本あり、高さ12―16メートルで直径0.8―1.5メートル。どっしりとした根が目を引くが、幹の空洞化が進むなど衰えが目立っている。
処置を済ませたのは最も北側にある1本。栗原市若柳の樹木医早坂東寿さん(62)が診断し、表面の一部を削って防虫防菌の薬を塗ったり、空洞部分の乾燥を防ぐためビニールで覆ったりして養生している。
早坂さんは「ケヤキが生きようとする力の手助けをした。今後も様子を見続けなくてはならないが、治療が終われば、この先10年は大丈夫だろう」と話した。
ほかの6本のケヤキについても、市は状態を見ながら治療を検討していく方針だ。2001―02年度にも旧金成町がケヤキの復活事業を行っていた。
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