ID 10354
登録日 2009年 2月 3日
タイトル
世界遺産の木の教会@フィンランド
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新聞名
エキサイト
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元URL.
http://woman.excite.co.jp/odekake/sanpo/sid_283938/
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元urltop:
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写真:
複数の写真が掲載されていました】
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Finlandに行くにあたり2つのルートを検討したが、絶対にはずせない、と思ったのがぺタヤヴェシ。
世界遺産の木の教会である。
木の教会というだけでどのようなものかは全くイメージがなかった。
もちろんH.Pで写真を見ることはできる。
でも、行くかどうかの判断をする程度に写真を見ることはしても
行く前に見過ぎたくない。
ユヴァスキュラから車を走らせ30分。
数軒の家とクラフトショップが集まった小さな村を通り抜け
湖の狭い場所に架かった橋を越え
周りに何もない木々に挟まれた小道の先にそれはあった。
木の教会、と一言で言えばそのとおりなのだけど。
キリストがいて、確かにここは教会なのだけど。
厚みのある木はたわみ、目を見張る華美な装飾はないのだけど。
「祈りたい」という気持ちをここほど感じた場所はない。
今手元にあるリーフレットやガイドを見ても
その文言を見つけられないので
現地の何かで読んだのだと思うのだけど
(そういう意味で不正確です)
遠くて、正式な教会を建てられる順を待ち切れなかった
近隣のファーマーたちが35日で十字形の教会部を建ててしまったという。
遠目に「座敷わらしがいるよ♪」と言ってたら実はキリストの像だった(汗)とか
見方によってはちょっと不気味、だけど天使だよね・・・みたいな
素人(?)が気持ちをこめて気持ちのままに作ったのだと
その素朴さに心打たれます。
私たちが訪れたのはあいにく雨の午前中。
光があまりに弱すぎて中は暗く
もし晴れた日だったらもっと・・・と思わずにいられなかったけど
実際そこに立つことができただけで幸せだったと思います。
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