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ID 10186
登録日 2009年 1月15日
タイトル
タイトル
根の長さは普通の半分 樹高低い「御室桜」京都・仁和寺
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新聞名
新聞名 47NEWS
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元URL.
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009011501000878.html
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元urltop:
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写真:
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樹高が2-3メートルと低いことで有名な仁和寺(京都市右京区)の「御室桜」は、根が約1メートルと通常の半分程度の長さしかないことが15日、仁和寺と住友林業などの調査で分かった。
 背が伸びない御室桜の生育を探る手掛かりになるという。
 調査では「御室有明」という品種の桜が生育している根元部分の土壌を1・5メートルの深さまで掘削。地表付近は小石が混ざり、水はけをよくした土が盛られていた。根は地中1メートル付近の粘土層に妨げられ、最大で 約1メートルしかなく、広がりも少なかった。
 一般的に樹高と根の長さは比例するとされ、一定の高さ以上の部分が枯れ、根に見合った高さになっている可能性があるという。
 調査した同社の中村健太郎主任研究員は「盆栽のような形にしつらえてあり、根は盛り土の中だけで生育していた。高さを抑えるため工夫したのなら驚きだ」と話した。
 御室桜は300年以上前の江戸時代の植樹とされ、現在は9品種、約140本が残っている。
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