1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 8.樹木
  4. 樹木・植樹・木のニュースアーカイブ TOP
ID 10138
登録日 2009年 1月15日
タイトル
タイトル
こども緑の大使:復活 「アマゾンで夢見つけて」 「葉っぱのフレディ」出版社が支援
.
新聞名
新聞名 毎日新聞
.
元URL.
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090111ddm041040051000c.html
.
元urltop:
.
写真:
  hhh
.
南米アマゾン川河口近くのブラジル・ベレン市から北東約50キロに広がる原生林で日本の子供が環境について学ぶ「こども緑の大使」事業が今夏、2年ぶりに復活する。群馬県が補助金支出を取りやめ昨年 は行われなかったが、「葉っぱのフレディ」で知られる出版社「童話屋」(東京都杉並区)が支援に乗り出した。同社社長の田中和雄さん(74)は「アマゾンの森で、子供たちに夢を見つけてほしい」と期待している。
 緑の大使が始まったのは99年。今回主催する「アマゾン日伯友好の森協会」の前身の団体が、群馬県から補助金を受けて07年まで行っていた。県内の小学生8人程度を、ブラジル移民で構成する「在北伯(ほくはく)群 馬県人会」が購入した「アマゾン群馬の森」(約540ヘクタール)と名付けられた原生林に派遣し、植樹などを通し自然の大切さを学んできた。しかし、07年に尾瀬が単独の国立公園になったことに伴い、県は尾瀬で自然 教室を開始。緑の大使は08年廃止になった。
 「葉っぱのフレディ」が98年の出版から10周年を迎えたころ、この話を知人から聞いた田中さんが「110万部を売り上げた記念に、子供たちに恩返しを」と決意。10周年記念の08年10月22日以降、本が1冊売れるご とに200円を積み立て、友好の森協会に寄付することにした。
 復活する緑の大使は対象を全国の小学生に拡大。今年4月ごろから参加を募り、今夏8人程度を派遣する。緑の大使事業を支援してきたNPO法人森の会理事の柴山徳一郎さん(39)=前橋市元総社町=は「二度と子 どもたちに森を見せてあげられないと思っていただけに、本当にありがたい」と話している。【
..