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ID 10132
登録日 2009年 1月15日
タイトル
タイトル
離職者再就職:農林水産業「受け皿」に 県が求人情報発信へ
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新聞名
新聞名 毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090114ddlk04010136000c.html
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元urltop:
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写真:
  hhh
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景気後退で雇用情勢が悪化する中、県は従業員の高齢化や人手不足が進む農林水産業分野における求人数の取りまとめを進めている。現時点で判明した農業法人、森林組合などの求人数は計50人で、い ずれも正規雇用のため「離職者の受け皿」として期待される。製造業の派遣労働などとは異なり屋外での仕事が多いが、県農林水産総務課は「食料自給率の向上や環境保全のために働くことができる。やる気さえあれば 、一生の仕事にできる」としている。
 50人の求人のうち、最も多いのが林業分野での募集。県森林組合連合会によると、来春までに県内6森林組合と6事業所が計22人の採用を予定している。戦後植えられた大量の針葉樹が伐採期を迎える中、林業従 事者の高齢化が進んでおり、後継者の確保が急務となっているのが現状だ。
 05年度時点の県内の林業従事者は約740人で、うち50代が3割、60歳以上が4割を占めており「彼らの引退と同時に、技術も失われてしまう」(同連合会の田口輝幸嘱託職員)との危機感は強い。新規就労者には講習 を受けてもらい、チェーンソーを使った伐採や間伐などを徐々に任せる方針だ。田口嘱託職員は「給料は高くないが、山の管理を通じて地球温暖化を防ぐという役目もある。宮城は山がいっぱいあるので、働きがいを求 める人に来てもらえれば」と話す。
 また、県は農業分野でも計16人の求人を把握。就労のあっせんなどを行う県農業会議によると、主に農産物の加工業者や養豚業者が求人を行っているという。同会議は「大規模農家や加工業者は、きちんと技術を身 につけてほしいと正規雇用を重視する傾向がある。将来の経営を背負える人材を探している農家・業者も多い」と分析する。
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