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ID 10086
登録日 2009年 1月 6日
タイトル
タイトル
校庭の樹木66種を写真で紹介 新城小・
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新聞名
新聞名 中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090107/CK2009010702000041.html
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました hhh
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 新城市新城小学校の松山和彦教諭(38)が、校庭にある樹木の写真に説明を添え「新城小学校の樹木」と題し、リーフレット3部にまとめた。2010年に名古屋市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会 議(COP10)に向け、身近にある自然を学ぼうと、全校児童500人が木の名前を覚えるのに活用している。
 生物が専門の松山教諭は同校に赴任し3年目。3万6000平方メートルの敷地にクスノキの巨木や黄色い花が咲く珍しいモクレン、薄暗い森でも育つヤブツバキなどさまざまな樹木があるのに注目、写真を撮りためて「 教育に生かさない手はない」と思い付いた。
 100種以上あったがリーフレットは「大きな木」「庭で見られる木」「森や林で見られる木」に分け22種ずつ掲載。学校敷地の地図にそれぞれの位置も示した。専門家の鑑定で修正し昨年3、7、12月に1000部ずつ発行 。その木を見つけたら「○」、校外でも見分けられたら「◎」を付けるチェック欄を設けてある。
 同校は豊川に向かう斜面に自然林が残り、120年の歴史がある。「学校が困ったら実を売れる」とギンナンを植えたり、「これは珍しいから」と近所の人が植樹したりするうちに種類がどんどん増えていったという。
 図鑑と照合しながら3年越しの作業。松山教諭は「『うちの庭にも○○があった』などと、児童の日常会話に木の名が出てくるようになった」と苦労が報われた様子。
 原田純一校長(59)も「COP10は知らなくても、植物に親しみ大事にする心が培えた」と喜んでいる。 
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