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ID 883
登録日 2006年 4月25日
タイトル
タイトル
枯死の危険、後継樹を育てる 網野町・浦島伝説ゆかりの名木
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新聞名
新聞名 京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006042600207&genre=K1&area=K60
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元urltop:
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写真:
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一昨年の台風で幹が折れて、枯死の危険がある京都府京丹後市網野町の浦島伝説ゆかりの名木「しわ榎(えのき)」の後継樹を育てようと、網野町郷土文化保存会が26日、網野南小児童とともに同小校舎脇 の花壇にしわ榎の種をまいた。同小児童が老齢になるころ、しわ榎に特徴的な波打つ樹皮が現れるか、二世誕生に関係者は期待している。  しわ榎は、玉手箱を開けて老人になった浦島太郎に自分の顔のしわを取って投げつけられたと伝わる。推定樹齢約250年で、台風23号などの強風で樹高約20メートルから8メートルほどになった。保存会が保全に取 り組む一方、しわの受け継ぎが期待されるしわ榎の種で木を育てることを計画した。  この日、5年生36人が同会の活動に協力している樹木医、伊藤武さん=綾部市=らの指導のもと、昨秋に採集した種約720粒を自分らが整えた土にまいて、わらを上からかぶせた。  種の半分ほどが苗木まで育つといい、そのうちの数10本をしわ榎の近くや近隣小学校に移植する。保存会の森四郎会長(76)は「しわが現れるかは未知数だが、伝説を守ろうという過程が大切。しわを受け継ぐ二世がた くさん育ってくれたら、うれしい」と話している。
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