ID　9870

登録日　2008年 12月10日

タイトル

文句の一つも言えないマングローブに同情

新聞名

新聞名 中日新聞

元URL.

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/toku/syunju/CK2008121002000209.html

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写真:

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一九九六年に開園した氷見市海浜植物園の温室には、マングローブなど亜熱帯から熱帯の植物が約百八十種類あるという。
　冬の寒さが厳しい北陸。初めて見たときから不自然な感じはした。開園時のにぎわいも引き、今や冬の暖房費が運営上のネックに。そこでこの冬は温室のスチーム暖房を控えるという。
　“財布”を握る市は「枯死させるつもりはない」とし、こうも言う。「実は昨季も特別な加温はしていない」。その後、樹勢などに影響はなかったそうだ。
　文句の一つも言えないマングローブに同情するが、氷見で立派に生きる姿に敬意を覚える。いや、その前に－。地球の温暖化が気になった。