ID　875

登録日　2006年 4月25日

タイトル

桜の名樹や富士山など多彩に 中京で「中島千波の世界展」始まる

新聞名

新聞名 京都新聞

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http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006042600077&genre=K1&area=K10

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現代日本画の人気作家、中島千波さんの多彩な画業を紹介する「還暦記念中島千波の世界展」（京都新聞社など主催）が２６日、京都市下京区の京都高島屋グランドホールで始まった。 　中島千波さんは、東京芸大大学院在学中に院展に初入選。受賞を重ねる一方、同志たちと「横の会」を結成し、１０年間、毎年展覧会を開いて大作を発表。現在はフリーの立場で精力的な活動を続けている。 　記念展は、花吹雪を描いた「醍醐寺三宝院枝垂桜吹雪」はじめ桜の名樹や、牡丹（ぼたん）、椿（つばき）、菖蒲（しょうぶ）など花の大作に始まり、セザンヌがライフワークにした「サント・ヴィクトワール山」に初めて挑ん だ最新大作や富士山など山への取り組み、「眠」や「形態」など人物モチーフの連作、さらにはおもちゃや静物のシリーズなど多彩な連作を披露。装丁や挿絵の仕事、学生時代の習作やデッサンも加え、現在から初期まで 画業をさかのぼる。 　会場では、早速訪れたファンらが熱心に見入っていた。５月８日まで。有料。