ID 9783
登録日 2008年 12月 3日
タイトル
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巨大トチ:奥会津で樹齢350年、菌に侵され新月伐採 きょう三島で販売会
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新聞名
新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081206ddlk07040223000c.html
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元urltop:
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写真:
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幹回り6メートル、樹高30メートル--王国の主に第二の人生
樹齢350年、奥会津の山奥にそびえていたトチの巨木が伐採され、6日に三島町の製材工場で製材などが販売される。巨木は繊維質を破壊する菌に侵されていたため、倒木する前に地元の林業関係者が切り出した。
巨木は幹回り約6メートル、樹高約30メートルで、同町浅岐地区の深山にあった。現地ははちみつの採取場で、研究者が「トチの王国」と呼ぶ森林の主だったが、樹勢が衰えツタに覆われていた。倒れると斜面を崩壊さ
せる恐れがあり、地元の林業、製材関係者が10月末、伐採した。
切り出しには「新月伐採」という手法を採用。引力の関係で、新月の時期は木の中の水分が減り、伐採した木に狂いが少なく良質という。新月伐採の様子は公開され、新潟や山形県など県外も含め約20人が見学した。
トチの販売会は6日午前9時~午後3時、同町桧原の滝谷建設工業製材工場で。「山と木の市場実行委員会」(武石文敏会長)が主催。製材した板など約60枚を販売するほか、長さ3メートルの丸太を注文に応じ製材す
る。問い合わせは実行委(0241・52・3200)。
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